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大飯原発再稼動か・・・(その2) [その他]

 関西広域連合が、大飯原発の再稼動を容認したと聞いて、「瀬に原は帰られないのだな・・・」、と思いました。
 特に手のひら返しだったのは、大阪市長の橋下氏と、滋賀知事の嘉田氏のお二人です。
 橋本市のパフォーマンスは、民主党政権批判のための材料になっていることが明らかであり、いずれ、落としどころを探るだろうと思っていたので、そう驚きはしなかったのですが、滋賀県知事は、早くから琵琶湖の水を守る、などと観念的な主張を繰り返していたので、落としどころはないと思っていました。
 しかし、今回、あっさりと再稼動を認める方向にシフトして、どうも発言に一貫性がなく、首長として無責任なパフォーマンスに思えてしまいました。この人ってこんな人だったのね・・・、という感じです。
 電力の問題を、首長として真剣に考えれば、当初のような観念的な発言は出るはずはありません。電力がなければ、生活だけでなく、工場などの職場、病院などの施設、電車、と影響が出ることは明らかだったのに、よくよく精査もせずに、いたずらに県民の不安をあおったことは残念でなりません。

 さて、稼動が決まったら、今度は、原発なしでも近畿はやっていける、という立証をすべきです。ここまで騒いで、府民・県民を混乱させたのですから、先頭に立って節電の取り組みを進めてほしいものです。
 でも、責任感の薄い近畿圏の人は、稼動に安心して、今までどおり電力を消費した上で、やっぱり原発の稼動なしでは乗り切れないことを実証することになるのでしょう。そのときは、関電や他の地域の人は「それみたことか。やっぱり関西だね。」ということになり、ひょっとすれば全面稼動の流れに向くのではないかと思います。


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